東京で働くADHDデザイナーのライフログ

ADHDです。仕事にプライベートに電車の乗り継ぎに四苦八苦していますが、色々とがんばっています。同じADHDの方、デザイナーの方、そうでないけどがんばってる人、いろんな人にあるあるとちょっと使える情報を載せるブログにしたいです。

新人教育

部下が出来た。
なんだか覇気のない部下で、
何度メモを取らせても、
なんなら私が代わりにメモを書いても、
見返すことをしない。

何も言わずにやって間違えて提出してくる。
間違えていれば指摘してくれというスタンス。
不安になるので作業している後ろに陣取って、動きをチェックする。
すると分からないところで固まって
教えてくれるまで待っている。

分からないなら何度でも教えよう。
それにイライラするタイプではない。
だが、メモに書いてあるのだ。
わざわざマニュアルも作って渡したのだ。

メモを読みかえす労力>私がチェックしたり指摘する労力なのか?
確かに新人にとっては省エネルギーだろうが、先輩を使って楽をするな。

でもその前に現場での挨拶や、
クライアントの前で猫背で話を聞く姿勢や、
何を聞いても「はぁ…」しか言わない態度が困る。

将来どうしたい?と聞いたら
「田舎に帰って農家を継ぐ」と言っていた。
デザイナーじゃないのかよ。
男を雇ってまさかの腰掛け…。
想定外過ぎる。


新人教育にうだうだと悩んでネット検索してるうち、
こんな記事を見つけた。

女性は、仕事の周辺にある、立ち居振る舞いから周囲とのコミュニケーションに至るまで、教育担当を超えて、分身を作ろうとしているように見えるほど、後輩に没頭してしまうことがあります。まるで、仕事を含めた「人格」にまでコミットしようとしているような。

あぁ…。
思いあたる。というか私じゃんこれ。
そうね、完璧な新人を育成しようと
箸の持ち方まで口を出すつもりだった。

そうじゃなくて、
作業のやり方だけ教えるべきなのね。
そこから育つかどうかは彼次第。
覚えた作業で、"どうやって"結果を残すのか?までは口に出す必要は無かったんだ。

ちょっと肩の荷が下りたかもしれない。
それにそういえば彼が育たなくてもどうでもいいんだった。
後任が苦労すれば自分の評価が上がるじゃん。
私はそういう人間なんだった。

今日は少しだけ楽しく会社に行けそうな気がする。